ファイル救出に関するお役立ち情報を掲載しています。
ハードディスクのユーザーがアクセスできない領域には、HDDの動作を制御するための重要な情報が記録されています。HDDの動作を制御するための情報は、PCBのROMやプラッターにユーザーデータと同様の磁気情報として記録されています。
システムエリアには以下のような領域で構成されています。
- システム情報
- メンテナンス・トラック
- キャリブレーションエリア
- イニシャライゼーションエリア
また、システム情報には以下のような情報が含まれます。
- ハードディスクの仕様に関する情報(HDDモデル名/シリアルナンバーなど)
- S.M.A.R.T. -ハードディスクの自己診断機能
- P-List -製造段階で生じた不良セクターに関する情報
- G-List –出荷後に生じた不良セクターに関する情報とその再配置情報
- ファームウェア
- ゾーンテーブル –HDDの外周部と内周部の記録密度を調整するための情報
- セキュリティ情報 –パスワードや暗号化に関する情報
今日の高密度化されたハードディスクでは、不良セクターの存在しないプラッターを製造することが困難なため、あらかじめゆとり有る容量でプラッターを設計しておき、予備のセクターを確保します。製造段階で不良セクターが発生した場合には、出荷前までに正常な予備セクターとの置換措置を行ったうえで出荷されます。
また、出荷後、経年劣化などによって発生した不良セクターもHDD本体の機能によって予備セクターと置換されます。
これらの情報を管理しているのが、P-List、G-Listです。
また、ハードディスクは大容量化、高密度化を実現するために、プラッター外周部と内周部の1セクターあたりの面積が極力均等になるよう、論理的なセクター管理を行っています。
これを行っているのがゾーンテーブルです。
また、プラッター外周部と内周部ではディスクの周速が異なるため、ヘッドが読み取るシグナルが一定となるための周波数の制御も行います。
ハードディスク故障によってこれらの領域が損傷を受けたり、正常に読み取れない状態となった場合には、ハードディスクはシステムから認識されず、ファイルへアクセスできなくなります。
弊社なら、特殊なツールを用いてこれらの問題を解決し、ファイルを救出することが可能です。

















