Seagate(シーゲイト)ハードディスクの一部のモデルは、プラッターのコーティングがスライダーに付着する問題により、リード/ライトエラーを生じさせる傾向があります。症状が進行した場合は、トラックおよびセクターを追従できなくなり、アクセス中に異音が生じるようになります。そして最終的にはBIOSから認識されない症状に発展します。
その他の定型的な障害症状としては、過度の発熱やサージ電流に起因するPCBの不良です。
粗悪なパワーサプライユニットにHDDを接続してしまった場合、スピンドルモータコントローラチップのチップブローまたはその結線が焼ききれる現象が生じる場合があります。
また、Seagate(シーゲイトの)Barracuda(バラクーダ)のマルチプラッターのモデルにおいては、スピンドルモータの焼きつきによってディスクがスピンしない障害が代表的です。この場合、HDDをスピンアップさせようとすると、異常音を発生させることがあります。
ヘッドがプラッターに吸着するスティクションと言う障害がSeagate(シーゲイト)製の2.5inchHDDには多く見受けられます。スティクションは、停電や不正終了など正しいプロセスを踏まずにシステムを終了させた際、スライダーが退避エリアへスムーズに移動することができず、プラッターのデータが記録されているエリアに吸着してしまう障害です。この場合はHDDがスピンできない症状となります。
このような場合、ディスクに通電をして無理にスピンさせようとすると、回転トルクによって、スライダーが捻じ曲げられ、プラッター表面に甚大な損傷を生じさせる危険性があります。
Seagate(シーゲイト)社製ハードディスクはその他のHDDと異なる特殊なファームウェアマイクロコードによって動作するモデルが存在しており、そのファームウェアに破損が生じた場合、BIOSにセットされるべきHDD固有の情報の一部が欠落したり、誤った情報で認識される障害や、通常通りスピンし、クリック音もなく、正常にレディしているような挙動を示しているにも関わらず、HDDが認識しない障害などが発生します。
データ復旧センターなら、上記のような障害はもちろん、ヘッドクラッシュ、不良セクターなどのあらゆる障害を解決し、ハードディスクからデータを復旧することができます。
●シリーズ名
●Barracuda 7200.7 PATA/SATA
●Barracuda 7200.8 PATA/SATA
●Barracuda 7200.9 PATA/SATA
●Barracuda 7200.10 PATA/SATA
●Barracuda 7200.11 SATA
●Barracuda ES
●NL35.2
●SV35.1
●SV35.2
●SV35.3
●Barracuda ATA
●Barracuda ATA II
●Barracuda ATA III
●Barracuda ATA IV
●Barracuda ATA V
●Momentus 42.2
●Momentus 54
●Momentus 4200.3
●Momentus 5400.2 PATA/SATA
●Momentus 5400.3 PATA/SATA
●Momentus 5400.3 Blade Serve
●Momentus 5400.2 Blade Serve
ST9120821AB
ST9100824AB
ST98823AB
ST96812AB
ST94813AB
●Momentus 5400.4 SATA
●Momentus 5400.5 SATA
●Momentus 7200.1 PATA/SATA
●Momentus 7200.2 SATA
●Momentus 7200.3 SATA
●その他の3.5inchシリーズ
●2.5inch
●SEAGATE/MAXTORブランド
●外付けハードディスク
●エンタープライズシリーズ SATA/SCSI/SAS/Fibre Channel
●その他のメディア
Seagate(シーゲイト)製のハードディスクのデータ復旧サービスページをご確認ください。